薬王山 東昌寺

薬王山 東昌寺

薬王山 東昌寺は、伝統仏教宗派「曹洞宗」に所属する禅寺でございます。
お釈迦様の教えが2000年以上もの時を越えて、現代社会に息づくためにはどうしたらよいかについて、常に思慮し、実施していくことを目指しております。

それを実現すべく、東昌寺では「3つの柱」を大切にして活動を展開しております。

つながり

仏教では、全てのものは繋がりあって生きていると説きます。
これこそ「縁起の教え」です。
人と人、人と社会、人と自然環境、それぞれがどのように繋がっていったらよいのかについて学び、その繋がりの中で「生かされている自己」を明らかにしつつ、良好な繋がりを保ち、さらに慈しみ深い繋がりを創世して行くことに努めます。

ひろまり

お釈迦様の教えを、多くの人々にお伝えすること。
これは仏教者として当然の行いでございます。
具体的に、わかりやすく、お釈迦様の教えをお伝えするための方法を常に考え、実施して参ります。
また、お寺が「生きるために必要な、大切な情報の発信源」「ひろまりの源」となるよう、参究を続けて参ります。

ふかまり

己事究明。これは禅の目指す究極の事柄をと言えましょう。
まず禅を通して自己を深め、究めて行くことに努めます。
また、お寺にご縁のある全ての方々が、可能な限り最大限に自己の可能性を追求し、各々の道を深めていくことを応援させていただきます。
さらに、それを妨げるような困難があるならば、共に障壁を乗り越える術を一緒に考えていきたい思います。
それらは、自己に与えられた「一生」という時間を大切にすることであり、さらに、尊い命を大切にすることに繋がり、他者の命への慈しみを深め、命を大切にすることに繋がります。

「つながり」「ひろまり」「ふかまり」の3つの柱を実現するために、東昌寺では住職をはじめ、関係者一同が各々の関連領域において、活動を展開しております。