2月15日お釈迦様お涅槃の日

2月15日はお釈迦様お涅槃にちなみ、瑠璃の会の皆さんとやしょうまを作ってご供養いたしました。
地域により「やしょうま」と言ったり、「涅槃団子」と言ったり、呼び方は様々で諸説ありますが、お釈迦様のお弟子のヤショさんが、お釈迦様に元気になって欲しいとお団子を差し出し、そのお団子を召し上がったお釈迦様が、「ヤショ美味かったぞ」と仰ったことが由来とも言われています。

米粉に天然色素で淡い色をつけ、模様を作って伸ばしたものを金太郎飴の様に木綿糸で切ります。
チューリップ、梅の花、渦巻きなど作りご本尊様にお供えしました。

東昌寺に伝わる涅槃図を掛け、図を見ながら皆さんにお涅槃のお話しをいたしました。
また、葬儀などで使われる「四華」についてもお話しをさせていただきました。
涅槃図に描かれているように、お釈迦様の入滅の際、あまりの悲しさに周りの沙羅双樹の木までもが枯れてしまったそうです。
(お釈迦様右上の樹々)
これに因み、ご葬儀の際は四華を用いるようになったと言われています。

大切な人を失う悲しみというのは、今も昔も変わらないものなのだなと、あらためて実感いたしました。